1947-10-13 第1回国会 参議院 国土計画委員会 第11号
それに関しましても決壞口がすつかり水が止りますれば、そういう方法も完全にできますから、思つたよりも早く決壞口附近の窪地の水の排除というものは完成するのではないかとも考えております。これができますれば内務省といたしましては、直ちに元の箇所に本堤を築造して、そうして遅くても來年の春の水には大丈夫の高さまでやつて行きたいと考えております。
それに関しましても決壞口がすつかり水が止りますれば、そういう方法も完全にできますから、思つたよりも早く決壞口附近の窪地の水の排除というものは完成するのではないかとも考えております。これができますれば内務省といたしましては、直ちに元の箇所に本堤を築造して、そうして遅くても來年の春の水には大丈夫の高さまでやつて行きたいと考えております。
それから第二の利根川の決壞につきまして、今どういうふうな進捗をしているかというお尋ねでありますが、これは各方面の非常な御援助を得まして、昨日までの進捗状況は、第一締切りがほとんど完成いたしまして、第一締切りの川面の方と、それから決壞口の方との水位の差が一メートル二〇ぐらいになつております。
○兼岩傳一君 併し又雨が降つて御覧なさい、決壞口からのあれだけの大量の水をどうして排水するか……。
從いましてこの決壞口を止めませんことには浸水の状況はいつまでも續くということが、今度の災害の非常に大きな特色のようであります。その點につきましては主として内務省がこれに當つておられるわけでありますが、昨日までの私の聽きましたところでは、昨日から工事に著手した。
しかるに利根川の東側の山の水というものは、やはり決壞口が當初において二百五十メートルの決壞をしたのでありますが、あの水勢で漸次擴大して、現在においては四百五十メートルの口をあけております。しかし大體において水位が下りまして、私は現場を見ませんが、豫測すると、水流の六割、それからこちらの方の四割ぐらいの水が流れてきておるのではないかと考えております。